二人は食卓につき、コーンフレークと糖蜜、カブのサンドイッチ、合成のグレープソーダの朝食をとった。They sat down to a meal of cornfreaks and treace, turnip sandwiches, and artificial grape soda.- The Loathsome Couple
The Loathsome Couple(F-01-112、おぞましい二人)は墓石と墓地用地で構成されたアブノーマリティです。長い間風雨に野ざらしにされていたかのように墓石の表面はボロボロで、土が敷かれた墓地用地には草が茂っています。かろうじて「R.I.H.」と墓石に刻まれているのが確認できます。
アブノーマリティの陰から男女の姿が見え隠れします。女性は墓石の陰から、男性は墓地用地から、それぞれ顔を覗かせます。
脱走時の形態から分類は「01(人型)」とされています。
特殊能力[]
"To Gratify Sadistic Predisposition"
おぞましい二人は独立した複数の能力を持ちます。
①作業を終えると特殊能力が発動します。
特殊能力が発動すると1~3のランダムな数値がクリフォトカウンターに表示されます。
作業終了後のクリフォトカウンターの真の値が0であるならばこの能力は発動しません。
また、カウンターの真の値によって収容中のアブノーマリティの外見に変化が生じます。
- 実値1:男性が時折り土から顔を覗かせる
- 実値2:変化なし
- 実値3:女性が時折り墓石の陰から顔を覗かせる
クリフォトカウンターの値は偽られて表示されるため、外見の変化から真の値を判別する必要があります。
業務開始時点で表示されるクリフォトカウンターの値はランダムなため注意が必要です。
②クリフォトカウンターの真の値が0に減少すると特殊能力が発動します。
以下の条件を満たすとクリフォトカウンターが変動します。
- クリフォトカウンターの真の値が2以下の状態で本能・抑圧作業を行う:1つ回復
- クリフォトカウンターの真の値が3の状態で本能・抑圧作業を行う:0に減少
- 洞察・愛着作業を行う:1つ減少
業務開始時のクリフォトカウンターの真の値は2なので注意が必要です。
特殊能力が発動すると収容違反を起こします。
脱走時、墓石の陰から女性が、土の中から男性が別々の凶器を持って出現します。
女性はナイフを、男性は荒縄を手にして行動します。
脱走中の男女は連れだって移動や攻撃を行います。
男女は共に40ポイントの移動速度を持ち、360ポイントのHPを共有します。
男女は同一の職員を攻撃対象とし、異なる攻撃方法で RED
ダメージを与えます。
- 男:荒縄で職員の首を絞め5ポイント程のダメージを低速で与える
首を絞められた職員は制御不能状態になる - 女:羽交い絞めにされている職員に2ポイント程のダメージを高速で与える
男女のどちらかを鎮圧すると、もう片方は攻撃を止めて収容室へ戻ります。
鎮圧完了時、収容室のクリフォトカウンターは真の値も表示される値も2にリセットされます。
収容違反は一日を終えるか、男女のどちらかが鎮圧されるまで続きます。
由来[]
ストーリー参照
詳細[]
他のアブノーマリティと同様に、エネルギー生成量は作業終了時のPE-BOXの数によって決まります。
おぞましい二人の作業結果は、悪い、普通、良いの3つのセクションに分かれています。
作業終了時のPE-BOXが0~6個だと悪い、7~12個だと普通、13~16個だと良い結果になります。
作業終了後の待機時間は約15秒で、クリフォトカウンターの初期値は2です。
管理方法[]
- <管理方法 1>
- おぞましい二人はクリフォトカウンターを偽装する。アブノーマリティの様子を観察してクリフォトカウンターを推測すること。
- <管理方法 2>
- 本能作業、および抑圧作業を行うとクリフォトカウンターが増加した。
- <管理方法 3>
- 洞察作業、および愛着作業を行うとクリフォトカウンターが減少した。
- <管理方法 4>
- クリフォトカウンターが0になるとおぞましい二人が収容違反を起こす。
- <管理方法 5>
- クリフォトカウンターを上げすぎても収容違反が起きた。おぞましい二人の気分を損ねても昂らせてもいけない。
脱走情報[]
- 収容違反時の耐性:
RED :普通 (1.0) - WHITE :弱点 (1.3) - BLACK :耐性 (0.7) - PALE :普通 (1.0)
- ※上記耐性は男女共通のもの
作業好感度[]
| 作業 | レベル 1 成功率 |
レベル 2 成功率 |
レベル 3 成功率 |
レベル 4 成功率 |
レベル 5 成功率 |
| 本能 | 低い
0.3 |
普通
0.5 |
高い
0.7 |
普通
0.5 |
低い
0.3 |
| 洞察 | 普通
0.5 |
高い
0.7 |
普通
0.5 |
低い
0.3 |
最低
0.1 |
| 愛着 | 普通
0.5 |
高い
0.7 |
普通
0.5 |
低い
0.3 |
最低
0.1 |
| 抑圧 | 低い
0.3 |
普通
0.5 |
高い
0.7 |
普通
0.5 |
低い
0.3 |
E.G.O[]
| レベル | 製造費用 | 製造可能数 | ダメージ | 攻撃速度 | 射程 |
|---|---|---|---|---|---|
| HE | 35 Boxes | 2 | RED (5 - 8) | 高速 | 超近距離 |
装着条件:正義ランク2以上 | |||||
特殊能力:初撃を当てた対象の移動速度を3秒間100%削減 | |||||
| 説明 |
| 宗教は殺人を罪咎と諭したが、発生を抑止するもの為り得なかった。科学は殺人の過程を論じたが、発生を説明するもの足り得なかった。同属殺しこそ我々のプシュケーに受け継がれる悪性であり、歓待されるべき真性である。そう信じ込んだ愚か者がこの世界にいた。 |
|---|
| レベル | 製造費用 | 製造可能数 | RED 耐性 |
WHITE 耐性 |
BLACK 耐性 |
PALE 耐性 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| HE | 35 Boxes | 2 | x0.8 | x1.3 | x0.6 | x1.5 |
装着条件:なし | ||||||
特殊能力:なし | ||||||
| 説明 |
| 宗教は殺人を罪咎と諭したが、発生を抑止するもの為り得なかった。科学は殺人の過程を論じたが、発生を説明するもの足り得なかった。同属殺しこそ我々のプシュケーに受け継がれる悪性であり、歓待されるべき真性である。そう信じ込んだ愚か者がこの世界にいた。 |
|---|
|
装着部位: 手1(手錠) | |
特殊効果:HP-4、攻撃速度+8、移動速度+8 | |
取得条件:作業終了時4%の確率で取得 |
ストーリー[]
- 荒れ果てた墓のアブノーマリティ。
ある男女の死体が埋められている。
そこには「地獄へ堕ちろ」と刻まれていた。
- <黄色新聞の切り抜き>
- ████年█月██日報
- 『██人殺害:男女二人死刑執行』
- 世間を震撼させた連続殺人犯が遂に処刑された。█ヵ月の間に少年少女██人を殺害した忌むべき犯人共は、その数もさることながら殺害方法の残忍さから国中を恐怖のどん底へ陥れた。繰り返し無罪を主張し続けた二人は最後の審判でも情状酌量の余地なしと見做され、薬殺刑の判決は覆されなかった。
- (省略)
- 世間を震撼させた連続殺人犯が遂に処刑された。█ヵ月の間に少年少女██人を殺害した忌むべき犯人共は、その数もさることながら殺害方法の残忍さから国中を恐怖のどん底へ陥れた。繰り返し無罪を主張し続けた二人は最後の審判でも情状酌量の余地なしと見做され、薬殺刑の判決は覆されなかった。
- ████年██月██日報
- 『模倣犯による殺害:悪夢再来か?』
- (中略)
- 彼らの遺体は件の殺人鬼たちの墓に近い場所で発見された。いずれの遺体も首を縄で絞められ、胸部および腹部を数十回刺されている。捜査当局は模倣犯の仕業と見做して事件を追う姿勢を示している。
- (省略)
- 『模倣犯による殺害:悪夢再来か?』
- <職員のメモ>
- 新しく担当になったアブノーマリティがえらく珍妙でビビる。
床に土が敷き詰められ、ボロボロの石が突っ立ってるのはシュールだった。
微妙に土が掘り返された跡があるが、床下には... 考えたくもない。
- 新しく担当になったアブノーマリティがえらく珍妙でビビる。
- アブノーマリティの収容室移動で異常が起きた。
結果的には無事に済んだが、どうしてこうなったか他の担当とも話し合わなければ。報告書下書き(#本日中に記録部門に提出):
石を掘り返して一時的に移動先の収容室へ移動させておいた
元の収容室に戻ったら床中に敷いてあった土がごっそりなくなっていた
急いで新しい方の収容室へ戻ったら墓石が土の上に突き刺さっていた
即座に検査を受けたが精神汚染値は正常範囲内だった
俺はおかしくなってない!
- アブノーマリティの収容室移動で異常が起きた。
- 五歳のとき、██████ █████████は病気の小動物を石ころで叩き殺しているところを見つかった。
同じ年、████ ██████は酒浸り二人を両親として生まれた。(中略)自己啓発協会主催の、十進法の害悪をめぐる講演会で二人は出会い、
互いに似た者同士であることを一目で悟った。
日曜日には一緒に遠くまで散歩に出かけ、██████は盗んだ本を携えてくるのだった。(中略)何年かのちに、人里離れたところにある、殺風景な別荘を二人は借りた。
愛し合おうとして長時間懸命に頑張っても、成果はなかった。
その年の秋、二人は自分たちの一生の仕事に乗り出すことに決めた。(中略)一晩の大半を、二人はさまざまなやり方で子供を殺すことに費やした。
翌日の夜明けには、もう死体は埋められ、散らかった後始末も済んだ。
二人は食卓につき、コーンフレークと糖蜜、カブのサンドイッチ、合成のグレープソーダの朝食をとった。(中略)二人はすべてやったと認めるときもあったが、すべてを否認することもあった。
裁判が開かれる建物へ連れていかれる████の顔に、誰かが腐りかけた鼠を投げ入れた。
二人とも無関心に沈んだまま、裁判はえんえんと続いた。裁判は、有罪と下された。
「環境が彼らをそうさせたのか?遺伝的形質がそうさせたのだろうか?
動物には弱い同属を殺す習性を持つものがいたそうだ。嗜虐性は遺伝するものかもしれない。
人が人を殺すとは、その感情の制御は可能か。果たして脳のどの領域が作用するものだろうか?」その疑問が研究者を駆り立て、その初めに人間の悪性に関する実験が行われた。
備考[]
- いつか来るんじゃないかとビクビクしてた能力詰め合わせ
- クリフォトカウンター虚偽表示
- カウンター上げすぎても下げすぎても能力発動
- 鎮圧時に一方的に羽交い絞めされて成すすべなく殺される
- モチーフはまんまエドワード・ゴーリーの『おぞましい二人』。
というかさらに元ネタの「ムーアズ殺人事件」。



