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その笑顔は不気味で悲しみに満ちています。
The smiling faces are unfamiliar yet sorrowful.
- Mountain of Smiling Bodies

Mountain of Smiling Bodies(T-01-75、笑う死体の山)は、様々な部品や残骸で覆われた黒い巨大な球状の塊の姿をしたアブノーマリティです。

それは血に塗れた歯の生えた大きな口を持っており、下部には自身を支えるための2つの手足が生えています。

体の表面には歪んだ表情の白い仮面が無数に浮かんでいます。

特殊能力[]

クリフォトカウンターが0になると特殊能力が発動します。

カウンターは以下の条件で1つ減少します。

  1. 作業中の職員が死亡する
  2. 負傷した職員が収容室に入室する
  3. 作業結果が悪い
  4. 施設内で10名以上の職員(オフィサーを含む)が死亡

条件2について、負傷はHPとMPのどちらかが完全に回復していない状態を指します。
条件4について、処刑弾で処分された職員は含みません。
カウンターが減少すると、収容中の笑う死体の山の待機モーションが変化します。

特殊能力が発動すると収容違反を起こします

脱走中の笑う死体の山は、職員の死体目掛けて移動します。
道中、周囲の職員に噛み付いて攻撃し、7~11ポイントのREDダメージを与えて捕食しようとします。
噛み付きにより職員が死亡すると、笑う死体の山はその死体を即座に食らい尽くします。
死体の上を通るときにも、その死体を捕食します。

死体を3つ捕食した笑う死体の山は、自身の姿に類似した『実体』を1つ生成し、体の側面に取り付けます。
実体は最大で2つまで生成されます。
実体が付着した状態の笑う死体の山のHPを0に減らしても実体の1つが破壊されるだけであり、鎮圧が完了するわけではありません。
脱走中の死体の山は実体が付着していくほど移動速度が低下していきます。

笑う死体の山は最大2,000ポイントのHPを持ち、HP残量により形態、行動が変化
ダメージタイプがREDからBLACKになります。

  • 実体が1つ付着した状態(HP:500~1,000ポイント)
  • おぞましい叫び声を上げ、中距離の職員に20~27ポイントのダメージを与える
  • 実体が2つ付着した状態(HP:1,000~2,000ポイント)
  • 元の実体(第1形態)を叩きつけて、近隣の職員に15~17ポイントのダメージを与える
  • 付着した後方の実体を叩きつけて、近隣の職員に17~19ポイントのダメージを与える
  • 元の実体が後方2つの体を持ち上げ、黒い液体を吐き散らかして
    周囲の職員に120~150ポイントのダメージを与える

実体が2つ付着した状態では施設の死体目掛けて移動することを止めて、施設をランダムに徘徊します。

収容違反は、一日を終えるか鎮圧されるまで続きます。

由来[]

笑う死体の山は、いくつかの因果により発生した奇妙な事故の後に形成されました。
不思議なことに職員の遺体はすべて同じ場所にあり、山のように積み重なっていました。
事故が持つ恐ろしい性質からか、セフィラの命令により遺体の回収は延期されました。
遺体は放置されました。損壊の激しい遺体が多かったために、その腐敗は急速に進行しました。

更に長い時間が過ぎた後、遺体が溶けて混ざり合うことで現在のアブノーマリティの姿になりました。
融合は肉体が『笑う』ときに進行し、その身体のすべてを分かち合い、感情的ではあるが完全な意識は形成されませんでした。彼らはただ一つ、『肉』のみを目的としていました。
アブノーマリティは増すばかりの飢えを満たし、死体の山をより大きく成長させることを求めています。

そのストーリーは一人の職員によって語られているようですが、その現場はおそらく事件発生後の部門内であり、語り手と同じ空間に笑う死体の山が存在することが示唆されています。
彼はおそらく事件現場である部門に取り残されたのでしょう。彼はおそらく管理人に向けて語っており、ストーリーの終わりでは、被害を最小限に抑えるという管理人としての仕事を上手くやったと伝えています。
最後に彼は自ら爆弾を飲み込み、すべてが終わった後に被害者の遺体を回収するよう警告します。

詳細[]

笑う死体の山は、本能抑圧洞察愛着の順に作業を好みます。

本能抑圧には作業レベル4以上で普通の反応を示し、それ以外だと最低の反応を示します。
洞察愛着には作業レベルに関わらず最低の反応を示します。

作業内容に関わらず、負傷した職員が作業を開始するとクリフォトカウンターが1つ減少します。

他のアブノーマリティと同様に、エネルギー生成量は作業終了時のPE-BOXの数によって決まります。

笑う死体の山の作業結果は、悪い、普通、良いの3つのセクションに分かれています。
作業終了時のPE-BOXが0~10個だと悪い、11~20個だと普通、21~30個だと良い結果になります
作業終了後の待機時間は約15秒で、クリフォトカウンターの初期値は2です。

開放可能な情報/アップグレード[]

基本情報 (Cost: 30 PE Boxes)

アブノーマリティの名前、オブジェクト分類、危険レベル (ALEPH)、肖像、攻撃タイプ (BLACK 6 - 9)、
E-Boxeの容量 (30)、気分状態、クリフォトカウンターをアンロックします。

本能/洞察/愛着/抑圧 作業方法リスト (Cost: 10 PE Boxes)

各作業のレベルごとの成功確率をアンロックします。

管理方法 1/2/3/4/5/6/7 (Cost: 6 PE Boxes)

  • <管理方法 1>
    • 作業中の職員<Name>が死亡したとき、笑う死体の山のクリフォトカウンターが減少した。
  • <管理方法 2>
    • 負傷した職員が収容室に入る場合、笑う死体の山のクリフォトカウンターが減少した。
  • <管理方法 3>
    • 作業結果が悪い場合、笑う死体の山のクリフォトカウンターが減少した。
  • <管理方法 4>
    • 施設内で10名以上の職員が死亡した場合、笑う死体の山のクリフォトカウンターが減少した。
  • <管理方法 5>
    • 脱走時の笑う死体の山は死体に敏感である。鎮圧の際には笑う死体の山による死者が出ないよう注意する必要がある。もしも死者が出た場合は、笑う死体の山を死体に近づけさせないこと。
  • <管理方法 6>
    • それまでの段階で笑う死体の山の鎮圧が完了していなかった場合、いかなる理由でも笑う死体の山が存在する区画内で死亡者が発生しないように注意しなければならない。
  • <管理方法 7>
    • 脱走後、笑う死体の山が別の実体を生み出したとき、そのHPを単に減らすだけでは完全に鎮圧することは出来ない。笑う死体の山の鎮圧は、HPを減らすとともに他の全ての実体を破壊することによってのみ完了する。

脱走情報 (Cost: 30 PE Boxes)

脱走可能であるかの情報と属性耐性、クリフォトカウンターの最大値 (2) をアンロックします。
収容違反時の耐性:
RED:弱点 (1.2) - WHITE:耐性 (0.8) - BLACK:耐性 (0.8) - PALE:耐性 (0.5)
作業 レベル 1
成功率
レベル 2
成功率
レベル 3
成功率
レベル 4
成功率
レベル 5
成功率
本能
Instinct
最低

0

最低

0

最低

0

普通

0.5

普通

0.55

洞察
Insight
最低

0

最低

0

最低

0

最低

0

最低

0

愛着
Attachment
最低

0

最低

0

最低

0

最低

0

最低

0

抑圧
Repression
最低

0

最低

0

最低

0

普通

0.5

普通

0.55

観測レベル[]

DangoAgent

E.G.Oを装着した職員

レベル 1 (1 セクション開放): 作業速度 +3

レベル 2 (2 セクション開放): 作業成功率 +3%

レベル 3 (3 セクション開放): 作業速度 +3

ギフト「The Smile」をアンロックします。
笑う死体の山の白いマスクで、作業終了時に1%の確率で付与されます。
装着効果:HP・MP +5

レベル 4 (すべての詳細の開放): 作業成功率 +3%

防護服・武器「The Smile」をアンロックします。

ストーリー[]

TheMountainofSmilingBodiesPortrait

笑う死体の山の肖像

  • あるいつも通りの一日に事故が起こり、何十人もの職員が死亡しました。
    収容違反が発生し、連鎖して脱走が発生しました......
    幸運なのは、事故が悪化する前にみなが部門の進入路に立ち塞がって封鎖できたこと、不幸なのは、その場の誰もが死んだということです。
    それは文字通り死体の山となりました。
    この清掃は誰一人としてやりたいとは思えないものでした。
    通常であれば、その日のうちに処理されたでしょう。
    しかし事故の惨い光景から、部門セフィラの許可で清掃は延期されました。
    それがどの部門であったかは訊かないでください。
    私は全てを覚えているわけではないのです。
  • 常温で放置された遺体は数時間のうちに腐ります。
    大半の遺体はぐちゃぐちゃでしたので、より早く腐ったことでしょう。
    あなたはまだ知らないでしょうが、ここの職員のほとんどが遺体の処理に手慣れています。
    望もうが望むまいが、その繰り返しで誰もが清掃に習熟してしまうのです。
    しかし、仮に経験を重ねていたとしても、先ほど人死にがあった後で今晩の献立でも尋ねられたのなら、その場から立ち去って吐かずにはいられないことでしょう。
  • さて、その山は迅速に撤去されるはずでしたが、長時間部門内に残されていました。
    自然の摂理に従って、すべてが腐敗し、溶解し、腐食していきました。
  • それが死体の山に至った理由です。驚きましたか?
    あなたに教えたいことがあります。
    笑みを浮かべているかのように顔が腐敗していった過程とともに、死者たちは溶け合わさりました。
    彼らはそれぞれの肢体を共有し、互いの足や口になりました。
    しかし、それは彼らが意識を取り戻したことを意味してはいませんでした。
    彼らの心のなかにはただ一つしかありませんでした。「肉を。」
    職員の死亡が報された場合、この存在が隔離されているかを確認しなければなりません。
    その動きは素早く、臭いへと向かいます。
    その笑顔は不気味で、悲しみに満ちています。
    その食欲はより多くの死体を集めても止まることを知らず、その塊はより大きく成長していきます。
    そろそろ時間なので、その全てをお伝えしています。
    事故は発生し続けます。ただ嘆くだけの人もいますが、本当にそれでいいのでしょうか?
    まあ、あなたは部門の隔離において上手くやり遂げましたと言えます。残されたのは私ただ一人です。
    この恐ろしい話から何を学びましたか? ありがちな物語のようですし、このくらいにしておきましょう。
    私の声が聞こえなくなってちょうど3分後、あなたはここに辿り着き、同僚を回収しなければなりません。
  • もうすぐ私の声を聞くこともなくなります。
    私は今、大きな爆弾を飲み込むところです。時間がもうありません。
    辺りに血が流れています。死体がみな、笑顔を浮かべています... ここではあまり見ないものが。
    大きな爆発音が聞こえても驚かないように。言ったとおり、正確に3分後、この爆弾は爆発します。
    最後の死体は私のものとなるでしょう。

フレーバーテキスト[]

  • "笑う死体の山は、たくさんの笑顔で死の臭いを探している。"
  • "笑う死体の山はやがて来る血の匂いを待っている、すべての顔に生前は浮かべることのなかった笑みを湛えながら。"

余談[]

  • 笑う死体の山は、職員の死体を利用することで特別な効果を引き起こす初のアブノーマリティである。
  • ゲームの内部ファイルでは「DangoCreature(団子クリーチャー)」という名が付けられている。
  • 分類は「T(トラウマ)」であり、necrophobia(死体恐怖症)から生まれたアブノーマリティである可能性を示している。

要検証[]

以下の項目について情報が不足しています。また、記載情報に誤りの可能性があれば、コメントしてください。

ギャラリー[]

『 盲愛 』の感情を示す場合、管理人は精神汚染されています。精神治療の効果がない場合、処分も考慮すること。

LorUpper
Library Of Ruina関連の幻想体アブノーマリティです。
笑う死体の山
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