Lobotomy Corporation攻略 Wiki
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いつか、あなたは知るかもしれない。
ルーレットが回転しているときの顔の絶望の意味を。
"One day you'll understand. The meaning of the desperation on their faces when the roulette spins."
- Nameless Fetus

Nameless Fetus(O-01-15、無名の胎児)は、謎の黄褐色の粘液で浸潤した巨大な幼児のアブノーマリティです。

それは足を持たず、腹部を横切って伸びる口を持つ、大きく太った体をしています。口腔内には伸縮性に優れた捕食器官が存在しており、へその緒を由来として発生したと思われます。体からはひどい悪臭が漂っています。[1]

特殊能力[]

"Where's Monmmy?"「ママはどこ?」

無名の胎児は連続した複数の特殊能力を持ちます。

クリフォトカウンターが0になると特殊能力が発動します。

カウンターは以下の条件で0に減少します。

  • 作業結果が普通:中確率でカウンターが減少
  • 作業結果が悪い:高確率でカウンターが減少

特殊能力が発動すると無名の胎児は叫び声を上げます。
犠牲作業だけが無名の胎児を泣き止ませる方法になります。
叫び声を上げている間、収容部門にいる全職員は10秒毎に10ポイント程のWHITEダメージを受け続けます
ダメージは防護服のWHITE属性耐性によってのみ増減し、危険レベルによる補正は行われません。
また、収容部門の他アブノーマリティのクリフォトカウンターを急速に減少させます
特殊能力発動から15秒の経過で1つ減少し、以降40秒おきにカウンターの減少は継続します

クリフォトカウンターが0の状態で無名の胎児の収容室をクリックすると特殊能力が発動します。

特殊能力が発動するとゲームが一時停止され画面上部にルーレット(運命の輪)が表示されます。

ルーレットの○ボタンを押すことで犠牲となる職員がランダムに1人選択されます
このとき、収容部門に配属されている職員が優先してルーレットの対象となります。
部門内に職員がいない場合は施設内からランダムに対象が選抜されます。
収容部門配属の生存職員が1人しかいない場合、能力発動と同時に該当エージェントが犠牲として選ばれます
パニック状態の職員はルーレットの対象になりません。(要検証)
選択された職員は一切のダメージや即死判定を受け付けない状態になり無名の胎児の収容室へ向かいます。
収容室に到着すると職員は貪り殺され、無名の胎児はカウンターを回復して泣き止みます。

ルーレットの×ボタンを押すと犠牲作業は取り止めになりますが、無名の胎児は泣き続けたままになります。

由来[]

その起源の詳細は、現在知られていません。

その名を呼ぶことは、非常に安い対価です。
私たちはそれを沈黙させるため、職員の命を犠牲にしなければなりませんでした。
それに比べてみれば、私があなたを管理人に選ぶんだのは、優れた選択だったと思います……
Calling its name is such a cheap price. In comparison that we had to sacrifice a life of employee in order to silence it. I think I have made an excellent choice of selecting you as the manager...
最終観測
胎児は決して泣かない。
ずっとその状態だった。
言葉の欠如は必ずしも感情の欠如を意味しない。
泣かないことは、欲望の欠如を意味しない。
いつの日か、胎児には口ができた。
胎児の代わりに、泣いて、飢えを訴え、人々に苦痛をもたらす。
あなたは……
名前を呼ばなかった。 名前を呼んだ。
胎児はまだ泣いている。
あなたは黙って耳をふさいだ。
何も聞こえない。
胎児の名前を知っている人は誰もいない。
しかし、あなたは知っている。
あなたはその名前を呼んだ。
止めどない欲求はしばらくの間、その口を閉じた。
しばらくだけだが、それでも欲求は静かになった。
OBSERVATION FAIL OBSERVATION SUCCESS

詳細[]

無名の胎児は、本能洞察愛着抑圧の順に作業を好みます。

本能には作業レベル3以上で高い反応を示し、それ以外だと普通の反応を示します。
洞察愛着抑圧には作業レベルに関わらず低い反応を示します。

クリフォトカウンターが0の場合、収容室をクリックすると犠牲作業のためのルーレットが開かれます。

他のアブノーマリティと同様に、エネルギー生成量は作業終了時のPE-BOXの数によって決まります。

無名の胎児の作業結果は、悪い、普通、良いの3つのセクションに分かれています。
作業終了時のPE-BOXが0~6個だと悪い、7~13個だと普通、14~18個だと良い結果になります。
作業終了後の待機時間は約10秒で、クリフォトカウンターの初期値は1です。

開放可能な情報/アップグレード[]

基本情報 (Cost: 16 PE Boxes)

アブノーマリティの名前、オブジェクト分類、危険レベル (HE)、肖像、攻撃タイプ (RED 4 - 6)、
E-Boxesの容量 (18)、気分状態、クリフォトカウンターをアンロックします。

本能/洞察/愛着/抑圧 作業方法リスト (Cost: 5 PE Boxes)

各作業のレベルごとの成功確率をアンロックします。

管理方法 1/2/3/4/5 (Cost: 6 PE Boxes)

  • <管理方法 1>
    • 作業結果が普通な場合、中確率で無名の胎児のクリフォトカウンターが減少した。
  • <管理方法 2>
    • 作業結果が悪い場合、高確率で無名の胎児のクリフォトカウンターが減少した。
  • <管理方法 3>
    • クリフォトカウンターが0になると、無名の胎児は泣き始めた。無名の胎児の泣き声を聞いた職員は頭痛を訴えた。
  • <管理方法 4>
    • 無名の胎児が泣いている時は、「犠牲作業」のみ指示することができる。
  • <管理方法 5>
    • 職員<Name>が犠牲のために ルーレットで選ばれた。職員<Name>は静かに無名の胎児の収容室に入ると、少しの騒音の後、無名の胎児は泣き止んだ。

脱走情報 (Cost: 16 PE Boxes)

脱走可能であるかの情報と属性耐性、クリフォトカウンターの最大値 (1) をアンロックします。
:脱走しないオブジェクトです
作業 レベル 1
成功率
レベル 2
成功率
レベル 3
成功率
レベル 4
成功率
レベル 5
成功率
本能
Instinct
普通

0.4

普通

0.5

高い

0.6

高い

0.6

高い

0.6

洞察
Insight
低い

0.2

低い

0.3

低い

0.3

低い

0.3

低い

0.3

愛着
Attachment
低い

0.2

低い

0.3

低い

0.3

低い

0.3

低い

0.3

抑圧
Repression
低い

0.2

低い

0.3

低い

0.3

低い

0.3

低い

0.3

観測レベル[]

NamelessFetusEGO

E.G.Oを装着した職員

レベル 1 (1 セクション開放): 作業成功率 +4%

レベル 2 (2 セクション開放): 作業速度 +4

ギフト「Syrinx」をアンロックします。
ヘッドホンのアクセサリーで、作業終了時に4%の確率で付与されます。
装着効果:移動速度・攻撃速度 +6、HP・MP -2、WHITEダメージ 5%軽減

レベル 3 (3 セクション開放): 作業成功率 +4%

レベル 4 (すべての詳細の開放): 作業速度 +4

武器・防護服「Syrinx」をアンロックします。

ストーリー[]

NAF

無名の胎児の肖像

  • 胎児の姿をしたアブノーマリティ。
    その肌は粘着質な液体に覆われ、うっすらと静脈が多数浮いている。
    異常に膨張した目は普段は閉じられている。
    常に欲求不満のように見えるが、何を求めているか正確には分からない。
    それは『餌』に強く執着している。
    定期的に『餌』が与えられないとそのストレスレベルは急激に上昇する。
    あるレベルに至ると、周囲の人間の精神に危害を加える大声で泣き始める。
  • <インタビューログ #2-49からの抜粋>
職員F2706:
あれが笑みを浮かべるのを見たことがありません。
いつも何かを欲しがっているようですが、それを満たすことはできません。
満たされない欲求が強いためか、その泣き声も非常に破壊的になるのだと、私は思っています。
私が新人の頃、先輩は誰も『餌』が何であるか教えてくれませんでした。
結局のところ、酷く気持ち悪いことを除けば、あの化け物は赤子と変わりありません。
小さな子供が飲むようなミルクか何かだと思っていました。
しかし見た目とは違って、あれは人間の肉しか食べません。信じられますか?
泣くのを止めるために、私たちは毎回くじを引かなければいけない。
これが何を意味するか分かりますか?
  • <観察ログ1-431>
無名の胎児に『餌』を与えると最初に聞いたとき、スプーンで与えるように食べさせるのかと思った。
それは弱々しくて何もできないように見えたし、口は全く未発達だった。
それが肉を食べると分かった時には、誰かが噛んで柔らかくする必要があると思った。
私がそのことについて同僚に聞くと、彼は笑って言った。
「いや、そんな馬鹿げたことはしないよ。ただ餌を置いて立ち去ればいいのさ。」
だけど、私はそれでも、赤ん坊がどうやって物を食べるのか考えていた。
社食でも出されていないような柔らかいステーキでも出すのか?
好奇心から、私は給餌作業を隠れて覗くことにした。
作業にはランク3以上の職員しか割り当てられないが、誰かの代理だと偽って参加することができた。
そして、私は恐る恐る見た。私の嘘には、それだけの価値があっただろうか。
数人が大きなビニール袋を持って現れた。そんなに食べるのか?
そして彼らが袋を開いたとき、私は恐怖に呆然とするしかなかった。
人間の死体だったのだ。
そして、赤ん坊はそれを食べた。
どうやって? 思い出したくもない。
子供の胃のあたりに大きな傷があった。……本当に傷だと思っていたんだ。
巨大な花のように、腹が開いて、粘液が滴った。それは世界で最も貪欲な生き物だった。
その夜、私は菜食主義者になった。
  • 私はパウリー。2日前からロボトミーの仕事を始めた。
    両親は、こんな大企業に入社したことをとても誇りに思っているし、友人は私を羨ましがっている。
    今はミスしてばかりだが、いつか同僚と同じくらい仕事をしてみせる。
  • 私たちの会社には職員専用の特別なイベントがある。
    このイベントがいつ、何のために開催されているかは誰も知らない。5年間勤めている同僚でさえも。
    イベントが始まると、すべての職員の名前が書かれた巨大なルーレットが回転する。
    誰もが作業を中止して、ルーレットを見つめ、誰が選ばれるのかじっと見守る。
    誰が選ばれるのかは分からないが、それが誰であろうと、非常に幸運な人だ。
    当選者の家族には想像を絶する大金が与えられ、当選者は昇進した後、別の支部に移る。
    それは「中央本部」と呼ばれている。
    中央本部では、アブノーマリティによる被害に苦しんだり、死んだ同僚との別れを悲しむ必要は無い。
    私の上司の[削除済]は自分が当選することを切望していた。
    最近、彼の父親は事故に遭い、その治療に大量のお金が必要だった。
    私はルーレットが[削除済]を選ぶことを心より願っている。
  • ルーレットが[削除済]の名前を選ぶと、私は心から彼を祝福した。
    しかし、彼は幸せそうに見えなかった。
    彼は周囲の人々と抱擁を交わし、感極まったのか泣いていた。
    彼は涙を流れるのを抑えながら、何とか笑みを浮かべ、私にさようならと言った。
    それ以来彼の姿を見ることはなかった。
    私は彼が今よりはるかに良い待遇と賃金で働いていると信じている。
    しかし、私が彼について話をしようとすると、皆はすぐに口をつぐみ、首を横に振る。
    まるで私が何か言ってはいけないことを言ってしまったかのように。
    彼が私にくれた最後の言葉がまだ忘れられない。
「いつの日か君も知るだろう。ルーレットが回転したとき、彼らの表情に浮かんだ絶望の意味を。」
  • 管理人は、具体的要因なしで職員を対象に特別なイベントを開催する権利があります。
    イベントが始まると、巨大なルーレットが回転し、職員の名前が1つ選ばれます。
    選ばれた職員は昇進し、他の支部に異動します。(詳細は下記参照)
    その家族は年金を受け取ります。
    イベントを開催する管理人の権利は誰にも侵害されません。
    下記は、一般の公開を厳重に禁じられている情報です。
【イベントが開催される条件】
― データ非公開
データ非公開
― 無名の胎児の泣き声がピークに達したとき
ルーレットは以下のいずれかの条件を満たす職員を選択します。
  1. 会社の目的に疑問を持つ者
  2. アブノーマリティを無許可に実験した者
  3. アブノーマリティについて過度の好奇心を持ち、無許可の観測を実施または計画した者
  4. 身体的または心理的な損傷のために働くことができなくなった者
    ※「無許可」とは、「会社またはアンジェラの許可の無い状態」を意味します。
― 選ばれた職員に対して下記が実施されます
  1. 職員に関する会社の記録の削除。
  2. 職員はアブノーマリティのための犠牲になる。
  3. 職員の家族に、別の支部に異動されたことを知らせる。

フレーバーテキスト[]

  • "無名の胎児は、身体器官が正しく形成されていない。"
  • "無名の胎児は、時折自分の親指をしゃぶりながら泣き叫ぶ。"
  • "無名の胎児の腹部には、長い線の傷跡がある。"
  • "赤ちゃんの泣き声が聞こえたとき、私たちのうちの一人が姿を消すことになるだろう。"
  • "他の乳児とは異なり、無名の胎児はむずがったり母親を探し求めることはない。"
  • "未確認の粘液で覆われている無名の胎児は、暖かい毛布に包まれて幸せな夢を見る乳児とは異なる。"
  • "無名の胎児の周りにはへその緒と似ている何かが放置されている。そこは赤ん坊の部屋にも関わらず、泣き声は聞こえず、静寂に包まれている。"
  • "<Name>は収容室に入ったが、無名の胎児は他の乳児のように反応しない。"
  • "大きな黒い瞳が虚空のどこかを見ている。さらに目を瞬かせることもありはしない。"
  • "他の乳児と無名の胎児の共通点は、空腹を訴えるかのように親指(と推定される体の器官)を吸って、自分の侘しい欲求を示す点だ。"
  • "たまに他の乳児と同じように「赤ちゃん言葉」を発する。しかし、職員はみな、それが「赤ちゃん言葉」でないことを理解している。"
  • "無名の胎児は、乳児が赤ちゃん言葉を話しているかのような音を頻繁に出す。まだ大した欲求ではないので気に掛ける必要もない。"
  • "作業中、<Name>は乳児をあやすかのような小気味よい音を出して無名の胎児に対処する。"
  • "<Name>は作業を中断して無名の胎児に近づく。職員がそこにいることを理解しているかのように、胎児は微かに笑みのような表情を浮かべる。"
  • "<Name>は無名の胎児の状態確認へ振り戻る。幸いなことに、無名の胎児は泣きはしないで<Name>の作業を受けている。"
  • "<Name>は作業中に何度も無名の胎児が気になって確認している。我々は職員が何を気にしているのかを知っている。"
  • "無名の胎児は口を開き、唇を舐める。白濁した瞳は、その本能的欲望を密かに示します。"
  • "無名の胎児は目を閉じる。眠りについたわけではない。胎児はただ1つののものを欲しがっている。"
  • "突然無名の胎児は首を回し、作業をほとんど終えた<Name>を見つめる。その目には何の悪意もないが、明らかに「人間」を眺める目つきではない。"
  • "無名の胎児は飢えをを感じ、突然<Name>を見つめる。無名の胎児の純粋な悪意が対象に突き刺さる。"

余談[]

  • 皮肉なことに、この生物には「無名の胎児」という名前がつけられたため、その名は矛盾している。
  • エンサイクロペディアでは「胎児」のようだと説明されているが、実際の姿は「新生児」に似ている。
  • 無名の胎児は、収容室にカメラを近づけたときに特別な音を発するアブノーマリティの一つである。
  • アートブックメモ[1]
    • 抽選ルーレット
      • ロボトミーでやっていくため、我々はこのおぞましく矛盾した装置を開発した。
    • ほどほどの弾力性。へその緒が伸長したものだと思われる。(捕食口)
    • 噛み砕く力はO-04-84(肉の灯篭)に劣らない
    • ルーレットの結果は絶対(抽選職員)
    • 肉の残骸がそのまま、悪臭がひどい(口)

要検証[]

以下の項目について情報が不足しています。また、記載情報に誤りの可能性があれば、コメントしてください。

  • ルーレットの対象について
    • ルーレットの選抜対象はver0.3.0.8のもの

ギャラリー[]

記事 "Nameless Fetus"についてのお知らせ:"
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