Lobotomy Corporation攻略 Wiki
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『安心してください、祝福が必要でしょう?』
Ease yourself, do you not have need of the blessing?
- Parasite Tree

Parasite Tree(D-04-108、寄生樹)は、World Tree(世界樹)とも呼ばれる、緑色の樹木の姿をしたアブノーマリティです。

樹木に枝は無く、代わりに巨大な葉で覆われています。 幹の中心部には、顔の殆どが樹皮で覆われた、眠っているようにも見える穏やかな女性の顔があります。 その葉はゆっくりと揺れ動いており、収容室内では木々が風でざわめく音を聞くことができます。

特殊能力[]

寄生樹は独立した複数の特殊能力を持ちます。

職員が作業を終えると特殊能力が発動します。

特殊能力が発動すると寄生樹は収容室内を草木で覆い、作業を行った職員に「祝福」を与えます。
祝福を受けた職員は、頭上に新芽のようなアイコンが浮かびます。
祝福は、当該職員のMPと作業成功率を強化します。(要検証)
祝福は1名の職員につき1度しか与えられません。

クリフォトカウンターが0になると特殊能力が発動します。

カウンターは以下の条件で0に減少します。

  1. 抑圧作業を行う
  2. 寄生樹を放置した状態で他アブノーマリティの作業を5回完了する
  3. 他アブノーマリティが脱走する:30%

条件2について、他アブノーマリティへの作業を終えると、草木が収容室内を薄く覆うようになります。
草木は、作業を終えるたびに濃く変化していきます。
寄生樹への作業を行うと、条件2の作業回数はリセットされます。

特殊能力が発動すると施設内のランダムな職員を1名が魅了して自身の収容室へと引き寄せます
このとき、寄生樹が収容されている部門の職員が優先的に選ばれます。
魅了された職員の顔には黄緑色の霞が纏わります。
魅了された職員をクリックすると移動速度が遅くなり、クリックし続けることで魅了の解除が可能です。

魅了された職員が寄生樹の収容室に入室すると、寄生樹は上記の祝福を与えます

祝福された職員が5人に達すると特殊能力が発動します。

寄生樹が職員を祝福する度に、白く輝く1つの蕾が表れます。
蕾が5個に達すると、寄生樹の外見に劇的な変化が生じます。
樹木は暗紫色になり、中心部の女性の顔は邪悪な赤い目に、すべての蕾は人間の頭蓋骨に変化します。
祝福されていた5名の職員たちは、ステータスにかかわらず徘徊性のパニックに陥ります
通常の徘徊性パニックとは異なり、同室内の職員にWHITEダメージを与えることはありません。
また、彼らを鎮圧によって正気に戻すことは不可能です。

しばらくすると祝福された職員たちは徘徊を止め、「Saplings(苗木)」と呼ばれる敵対個体に変貌します。
苗木は小型の寄生樹のような外見で、HEクラスアブノーマリティに分類されています。
それは400程度のHPを持ち、移動せずに一定の間隔を空けて有毒ガスを放出します。
ガスは同室内の職員に9~12ポイントのWHITEダメージを与えます。
ガスによってMPが尽きると、前述の徘徊性パニックと同様の行動をとり、やがて新たな苗木に変貌します。

すべての苗木を鎮圧すると、寄生樹は通常の状態に戻ります。

由来[]

その由来は現在明らかになっていません。

詳細[]

寄生樹は、本能洞察愛着抑圧の順に作業を好みます。

本能洞察愛着には作業レベルに関わらず普通の反応を示します。
抑圧には作業レベルに関わらず低い反応を示します。

抑圧作業を行うとクリフォトカウンターが減少します。

他のアブノーマリティと同様に、エネルギー生成量は作業終了時のPE-BOXの数によって決まります。

寄生樹の作業結果は、悪い、普通、良いの3つのセクションに分かれています。
作業終了時のPE-BOXが0~7個だと悪い、8~14個だと普通、15~24個だと良い結果になります。
作業終了後の待機時間は約15秒で、クリフォトカウンターの初期値は1です。

開放可能な情報/アップグレード[]

基本情報 (Cost: 20 PE Boxes)

アブノーマリティの名前、オブジェクト分類、危険レベル (WAW)、肖像、攻撃タイプ (WHITE 5 - 6)、
E-Boxesの容量 (24)、気分状態、クリフォトカウンターをアンロックします。

本能/洞察/愛着/抑圧 作業方法リスト (Cost: 7 PE Boxes)

各作業のレベルごとの成功確率をアンロックします。

管理方法 1/2/3/4/5/6/7 (Cost: 5 PE Boxes)

  • <管理方法 1>
    • 寄生樹の作業を完了すると寄生樹の上部につぼみが結ばれ、職員に祝福を与えた。祝福を受けた職員は 精神力と作業効率が向上した。
  • <管理方法 2>
    • 抑圧作業を完了すると、クリフォトカウンターが減少した。
  • <管理方法 3>
    • アブノーマリティが脱走するたびに、低確率でクリフォトカウンターが減少した。
  • <管理方法 4>
    • 寄生樹を放置したまま他のアブノーマリティの作業を5回完了すると、クリフォトカウンターが減少した。
  • <管理方法 5>
    • クリフォトカウンターが0になると、寄生樹が職員を収容室に引き寄せ強制的に祝福を受けさせた。
  • <管理方法 6>
    • つぼみが5つになると寄生樹の見た目が黒く変化した。同時に祝福を受けていた職員が皆、パニック状態になって施設を徘徊し始めた。時間が経過すると徘徊していた職員の体から茎が生え出て、アブノーマリティと類似した形態の苗木(D-04-108-1)に変化した。
  • <管理方法 7>
    • D-04-108-1からは伝染性が高い有害物質が分泌されるため、短時間で該当個体を処理し、該当区域を浄化しなければならない。

脱走情報(Cost: 20 PE Boxes)

脱走可能であるかの情報と属性耐性、クリフォトカウンターの最大値 (1) をアンロックします。
:脱走しないオブジェクトです
収容違反時の耐性:
RED:弱点 (1.2) - WHITE:耐性 (0.6) - BLACK:耐性 (0.8) - PALE:耐性 (0.8)
※上記の耐性は苗木のものです。
作業 レベル 1
成功率
レベル 2
成功率
レベル 3
成功率
レベル 4
成功率
レベル 5
成功率
本能
Instinct
普通

0.45

普通

0.45

普通

0.45

普通

0.45

普通

0.45

洞察
Insight
普通

0.4

普通

0.4

普通

0.4

普通

0.45

普通

0.45

愛着
Attachment
普通

0.5

普通

0.5

普通

0.5

普通

0.5

普通

0.55

抑圧
Repression
低い

0.2

低い

0.2

低い

0.2

低い

0.2

低い

0.2

観測レベル[]

Parasyte Tree EGO

E.G.Oを装着した職員

レベル 1 (1 セクション開放): 作業速度 +4

レベル 2 (2 セクション開放): 作業成功率 +2%

レベル 3 (3 セクション開放): 作業速度 +4

ギフト「Hypocrisy」をアンロックします。
エルフのように尖った長い耳で、作業終了時に3%の確率で付与されます。
装着効果:HP・MP +3

レベル 4 (すべての詳細の開放): 作業成功率 +2%

防護服・武器「Hypocrisy」をアンロックします。

ストーリー[]

ParasyteTreePortrait

寄生樹の肖像

スポンサー「llooll530」様のアイデアを基に作られたアブノーマリティです。

  • 豊かな葉を持つ樹木型のアブノーマリティ。
    その葉は青々と茂り、見ているだけでも心が安らぐ。
    かすかに吹くそよ風に混じる花の香りは、信じがたいほど爽やかだった。
  • アブノーマリティと遭遇した職員は木に接触した直後、心理的に大きな安らぎを得たと証言した。実際に、彼らの業務能率は接触の直後から上昇しており、精神汚染度の数値も大きく下がった。
  • <職員の日記から一部抜粋>
最初は疲れによる錯覚だと思った。
しかし、最近は心身が疲れていくごとに私を呼ぶ声がさらにハッキリ聞こえてくる。
『私なら、貴方を手伝うことができます』
そうだ。お前なら私を助けることができるはずだ。もうこれ以上悩む必要などあるのか?
一本の木が加わった。
収容室に置かれた木は、一目見て美しいと分かった。
風が吹くはずがないのに、花の香りが鼻先をかすめるのが感じられた。
ほんの少し香りを嗅いだだけでも、木に対する愛着が無性に湧き上がってくる。
昔から、私は直感が冴えている方だった。この人為的な愛着は間違いなく危険だという気がした。
それ以来、可能な限り木との接触を避ようと、その収容室に向かわされそうになる度に様々な理由をつけて抜け出した。
「そこまで言うなら代わってあげますけど... 今回だけですよ? ...そんなに木が怖いんですか?」
後輩職員にぼやく言葉が耳に刺さる。
木がそんなに怖いかだと? そうさ! 私は、あの木を恐れているのだ。
数日後、もともと楽天的ではあった後輩が今は常に笑顔で、会社の仕事も今まで以上に忠実になった。
その顔が異常なほど安らかに見えて気にかかった。
「僕の気分がよさそうですって?」
「そりゃ、木が助けてくれているので、当然じゃないですか」
さも当たり前のように後輩が答える。
今まで私が積み重ねてきた経験から確実に言えるのは、この会社で笑っていられる人間は殆どいない。
つまり、笑いながら過ごしている人がいたらそれは間違いなく異常が生じたという信号だ。
釈然としない感じがして、上層部に直ちに報告することにした。
まもなくして、上層部からの返事が来た。
該当職員だけでなく、木に関連する多くの職員たちに異常行動が見られた。
そのため、直接収容室に入って観察記録を作成しろとの命令だった。
結局、あれほど避けたかった木との接触は、半ば命令という形で強制された。
これを誰かに押し付けることが出来ないということは、よく分かっている。
収容室に入ると、初日に見た荒涼とした姿はもう見る影もなかった。
代わりに見えたのは、木を中心として広がる広大な茂みだ。
しかし、収容室で茂みのようなものが育つわけがない。何か変だという気持ちを感じた瞬間、
『こんにちは。あなたも祝福を受けに来たのですか?』
頭の中で声が聞こえてきた。
  • (ここから先は文字が崩れており解読が非常に困難であった)
    観察記録をどうやって書いたのか分からない。
    ひたすらありのまま感じたことを書いたのは明らかだ。
    美しい一本の木が収容室に出入りする職員すべてを幸福にして、すぐに人類の繁栄と発展にも大きな貢献をするという。
    しかし、アブノーマリティがどうやって人類の繁栄と発展に貢献することができる?
    『私はただ、あなたを助けたいだけです』
    そして再び、どんな悪意も含まない言葉が頭の中で響いた。
    そう、ただ私に手を貸してくれているだけだ。
    『だから、あなたの仲間の中に苦しんでいる子がいたら、
    私のところに連れてきてください。私はその子を助けることができるでしょう』
    そう、この木ならそんなことくらい難なくこなすことができるのは確実だ。
    そういえば、ちょうど入ってきた新入りの一人が最近、よく憂鬱になっているようだった。
    「気分が少し良くなるところを教えてやるぞ。来るか?」
    新人職員は全く警戒することもなく、容易に私についてきた。
    木がある収容室まで連れて行くのは難しいことではなかった。
    彼女を木に捧げる。きっとよくなるはずだ。
    『仲間を連れてきたのですね。あなたは良い子だから、贈り物をあげましょう』
    私の中に何かが芽生えた気がする。腕と脚が思い通り動かせない。
    いや、私は動けない訳ではない。木と共になり再び新しく生まれるのだ...
    木が入ってくる。
    ああ、やっと私はその存在を完全に感じ取ることができた。

フレーバーテキスト[]

  • "<Name>は、かすかな草の香りが周りを包んでいるように感じます。"
  • "<Name>は、収容室には吹くはずのないそよ風を感じます。"
  • "葉が揺れる音は信じがたいほど平穏な音色です。"
  • "花の強い香りが<Name>の鼻をかすめました。"
  • "ここの職員はほとんどが不幸なため、小さな祝福にも幸せを感じるでしょう。"
  • "どんなものよりもきらびやかな祝福が<Name>に近づきます。"
  • "寄生樹からついに祝福の花が咲いた時、そこには……"

余談[]

  • 寄生樹は、ゲームのスポンサー'llooll530'氏のアイデアを基に作られたアブノーマリティである。
  • 観測レベルが3に達するまでは、「世界樹」という名で呼ばれる。
  • ゲームの内部ファイルでは「Yggdrasil(ユグドラシル)」という名が付けられている。
    この名は北欧神話に登場する「生命の樹」の一種を参照している。

要検証[]

以下の項目について情報が不足しています。また、記載情報に誤りの可能性があれば、コメントしてください。

  • 祝福によるステータス上昇効果の詳細
    • 実際に祝福されても、ステータス変動は起きなかった。
      内部処理のどこにも精神と作業成功率上昇の記述がない為、バグの可能性があります。
  • 祝福された職員が、いずれかの場合で苗木にならなかった場合
    • 大きくて悪いオオカミのお腹の中にいたり、雪の女王に2度の口付けを受けていたりなどで制御不能状態だった職員は、5人目の祝福が終わってもパニックに陥らなかった。
      全ての苗木を鎮圧した後、パニック状態にならなかった祝福持ち職員の数だけ実を残し、寄生樹は通常の状態に戻ります。

ギャラリー[]

『 盲愛 』の感情を示す場合、管理人は精神汚染されています。精神治療の効果がない場合、処分も考慮すること。

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