Lobotomy Corporation攻略 Wiki
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そしてそこは、変わらずエメラルドの道が美しく輝く都市のままでした。
The city still remained a beautiful place where the emerald roads sparkled bright as ever.
- Scarecrow Searching for Wisdom

Scarecrow Searching for Wisdom(F-01-87、知恵を欲する案山子)は、藁の帽子をかぶって項垂れた案山子の姿をしたアブノーマリティです。

赤と白のチェック模様の袖、ベルトの外れた青いオーバーオール、胸元には水玉模様の蝶ネクタイを身に着けています。

それは手の代わりに金属製の鍬と鎌をぶら下げており、その先端と衣服には血が付着しています。

特殊能力[]

クリフォトカウンターが0になると特殊能力が発動します。

カウンターは以下の条件で0に減少します。

  • 作業結果が悪い
  • 慎重ランク3以上の職員が作業を終える

特殊能力が発動すると収容違反を起こします
脱走時、知恵を欲する案山子は帽子を脱ぎ、虚ろな黒い目と縫い合わされたような笑顔、上部が欠落した空っぽの頭を明らかにします。
そして自身を支えていた一本の柱を脚にして歩き出します。

脱走中の知恵を欲する案山子は500ポイント程のHPを持ちます。
また、標的とした職員を追って施設内を徘徊します。
鍬を使った近接攻撃で5ポイント程のBLACKダメージを与えます。

知恵を欲する案山子の攻撃で職員のHPが尽きると、案山子は頭部から『藁』を伸ばして職員の頭を覆います。
職員は顔の穴からストローのように脳を吸い取られて死亡します。
脳を吸うと案山子の体力が80ポイント程回復します。

脳の吸引は一定時間続き、この間はアブノーマリティにダメージを与えることはできません。

収容違反は、一日を終えるか鎮圧されるまで続きます。

由来[]

知恵を欲する案山子は、ドロシー、ブリキ男、臆病なライオンとともに、『オズの魔法使い』に登場した同名のキャラクターでした。
彼らは各々に欠けているところがあったため、魔法使いを探し、願いを叶えてもらうための旅に出かけました。

魔法使いを見つけたとき、皆は欲しかったものを貰い受け、幾分か自らの願いが達成しました。
案山子に渡されたものは不明です。
しかし、『頭の良い』人間の脳を探し求め続けているため、それだけでは欲求が満たさなかったのでしょう。

おそらく、ストーリーではエメラルドシティについて語られています。
そこでは、身体の交換治療が都市の『活性化』を担っており、その存在が問題視されていました。
その治療で人々は、機能不全に陥った身体部位の変更・修正・置換が可能になりました。
しかし、身体交換では貧困層の身体部位が富裕層へ流されているという噂が広まっていました。
噂が偽りであることを証明するため、何人かの病人が選出され交換治療を受けました。
しかし、長い月日が経過しても、戻ってきたのは一人だけでした。
頭部に手術痕を付けた彼は、頭が『軽く』なったようだと言いました。
かつての彼は泣いてばかりの悲しそうな人物だったので、治療が成功したと人々は考えていました。

しかし、治療済みであるのに、彼は異常な行動を見せるようになりました。
他の選ばれた病人について尋ねられても、彼は微笑むだけでした。
父親の葬儀でも、悲しんだ様子を見せませんでした。
よく独り言を呟いたり、窓の外を眺めたりするようになりました。
遂には、彼は自殺してしまいました。
人々は彼が異常になった原因は治療にあると考えましたが、そんな出来事はすぐに忘れ去られていきました。

この男性が案山子になったのか、直接的な関係があるのかは定かではありません。
しかし、治療後の『心の病気』から、おそらく施術で脳の一部を切除されてしまったのでしょう。

そのうちに、案山子は捕まえられ、収容されました。
他のキャラクターたち(ブリキの木こりを除く)の行く末はわかっていません。

詳細[]

知恵を欲する案山子は、洞察本能愛着抑圧の順に作業を好みます。

洞察には作業レベル2以上で高い最高で反応を示し、それ以外では普通の反応を示します。
本能愛着抑圧には作業レベルに関わらず普通の反応を示します。

作業レベル3以上の洞察に高い反応を示しますが、作業を終えると収容違反を起こします。

他のアブノーマリティと同様に、エネルギー生成量は作業終了時のPE-BOXの数によって決まります。

知恵を欲する案山子の作業結果は、悪い、普通、良いの3つのセクションに分かれています。
作業終了時のPE-BOXが0~8個だと悪い、9~14個だと普通、15~18個だと良い結果になります。
作業終了後の待機時間は約15秒で、クリフォトカウンターの初期値は1です。

開放可能な情報/アップグレード[]

基本情報 (Cost: 16 PE Boxes)

アブノーマリティの名前、オブジェクト分類、危険レベル (HE)、肖像、攻撃タイプ (WHITE 2 - 6)、
E-Boxeの容量 (18)、気分状態、クリフォトカウンターをアンロックします。

本能/洞察/愛着/抑圧 作業方法リスト (Cost: 5 PE Boxes)

各作業のレベルごとの成功確率をアンロックします。

管理方法 1/2/3 (Cost: 8 PE Boxes)

  • <管理方法 1>
    • 慎重のランクが3以上の職員が作業を終えるとクリフォトカウンターが減少した。
  • <管理方法 2>
    • 作業結果が悪かった場合、クリフォトカウンターが減少する。
  • <管理方法 3>
    • 脱走したアブノーマリティが職員を殺害したとき、職員から脳を吸い取って体力を回復させる。

脱走情報 (Cost: 16 PE Boxes)

脱走可能であるかの情報と属性耐性、クリフォトカウンターの最大値 (1) をアンロックします。
知恵を欲する案山子の属性耐性:
RED:耐性 (0.8) - WHITE:耐性 (0.5) - BLACK:弱点 (1.2) - PALE脆弱 (2.0)
作業 レベル 1
成功率
レベル 2
成功率
レベル 3
成功率
レベル 4
成功率
レベル 5
成功率
本能
Instinct
普通

0.45

普通

0.45

普通

0.45

普通

0.45

普通

0.45

洞察
Insight
普通

0.5

高い

0.6

高い

0.7

最高

0.8

最高

0.9

愛着
Attachment
普通

0.45

普通

0.45

普通

0.45

普通

0.45

普通

0.45

抑圧
Repression
普通

0.45

普通

0.45

普通

0.45

普通

0.45

普通

0.45

 観測レベル[]

KakasiEGO

E.G.Oを装着した職員

レベル 1 (1 セクション開放): 作業速度 +4

レベル 2 (2 セクション開放): 作業成功率 +4%

ギフト「Harvest」をアンロックします。
蝶ネクタイで、作業終了時に4%の確率で付与されます。
装着効果:MP +4

レベル 3 (3 セクション開放): 作業速度 +4

武器・防護服「Harvest」をアンロックします。

レベル 4 (すべての詳細の開放): 作業成功率 +4%

ストーリー[]

ScarecrowSearchingforWisdomPortrait

知恵を欲する案山子の肖像

  • 藁の案山子の姿をしたアブノーマリティ。
    その藁は血に塗れて汚れている。
  • 恐らくは無理やりに引き割かれたのだろう、その頭部は空っぽである。
    知恵を欲する案山子は職員に対して攻撃的で、IQテストで「優秀」と評価された職員の脳を自分のものにしようと試みる。
  • 都市はそれぞれ独自の技術を必要としていました。
    それが都市の復興の鍵だったのです。
    技術は数多くありましたが、その中に身体交換の技術がありました。
    機能不全であったり、不必要な部位の修正・変更・置換が可能でした。
    その都市に住む者であれば交換治療を受けることができました。
    しかし、そこにはある噂がありました。
富裕層の肺が機能しなくなって呼吸が困難になったとき、貧困層の肺が充てがわれる。
同じく、富裕層の眼が悪くなって良い視力を欲したときにも、貧困層の眼が充てがわれる。
その後、処分のために貧民はどこかへ連れていかれ、不自由な眼や肺とともに衰弱死していくのだ。
  • 都市の広報担当者は、噂は偽りだと言って、皆を安心させました。
    そして噂を鎮めようと、治療の必要な病人を都市から数人選出し、問題のある部位を治し始めたのです。
    選ばれた幸運な病人のうちの一人が、遂に長い年月を経て戻ってきました。
    彼の頭には、はっきりと長い傷痕がありました。
    人々にどんな気分か尋ねられ、頭が軽くなったようだと答えました。
    彼はいつも泣いている悲しそうな人だったので、手術が成功したのだと誰もが信じていました。
  • しかし、他の選ばれた病人たちはどうなったのか、人々は疑問に思いました。
    それを尋ねられたとき、彼はただ言葉もなく微笑むだけでした。
    後の親の葬儀では、彼は悲しんだ様子を全く見せませんでした。
    治療後、彼は特定の何かに没頭することもなくなりました。
    彼はしばしば窓の外を眺めたり、独り言を呟いていました。
    やがては、彼は自宅のドアノブに首を括って死んでしまいました。
    人々の中には交換治療がその異常の原因だと考える者もいました。
    しかし、そう日も経たないうちに彼はすっかり忘れ去られてしまいました。
    都市はまだ美しく残っていて、エメラルドの道はこれまで以上に輝きました。

フレーバーテキスト[]

  • "私たちはまだ旅の途中。未だ叶わぬ願いを叶えるために黄色のレンガの道を歩んでゆく。"
  • "どんな治療をしても暴れていた患者も、この治療を行うと嘘のように静かになりました。"
  • "知恵を欲する案山子は野原にたたずむ鳥を追い払うのをやめ、より賢い脳を探し始めました。"

余談[]

  • このアブノーマリティは児童文学小説の オズの魔法使い をモチーフにしており、主要登場人物の一人である案山子の役割を果たしている。
  • アートブックメモ[1]
    • 鍬は脳をすする際に頭に穴をあけるために用いられる
    • 力ずくで引き裂かれたような痕跡が見られる(頭部)
    • すすられた職員の頭蓋には何もない。厳密に言うなればこの職員は死んでいない。が死んだも同然である。

参考文献:

要検証[]

以下の項目について情報が不足しています。また、記載情報に誤りの可能性があれば、コメントしてください。

ギャラリー[]

『 盲愛 』の感情を示す場合、管理人は精神汚染されています。精神治療の効果がない場合、処分も考慮すること。

LorUpper
Library Of Ruina関連の幻想体アブノーマリティです。
知恵を求める案山子
LorLayer
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