Lobotomy Corporation攻略 Wiki
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随所に数多くの心がある森。
切っても切っても依然として森は鬱蒼としている。
This is a forest full of hearts. No matter how many he cuts down, the forest still remains dense.
- Warm-Hearted Woodsman

Warm-Hearted Woodsman(F-05-32、暖かい心の木こり)は、苔むした金属製の機械的な体を持つ人型アブノーマリティです。

その頭部は騎士の兜のような形状をしており、胴体は心臓を入れるために空洞で、その内部は血や肉に塗れています。血液蒸気の排気管は塞がっており、長い間孤独に残されたためか全身に苔が生しています。[1]収容室内では常に、巨大な伐採斧を手にしたまま静止しており、構える斧は沢山の生き物の血が固まって取れることはありません。[1]

特殊能力[]

クリフォトカウンターが0の状態で職員が入室すると特殊能力が発動します。

カウンターは以下の条件で0に減少します。

  • 作業結果が悪い
  • 自制ランク3以上の職員が作業を終える

他のアブノーマリティと異なり、カウンターが0になっただけでは特殊能力を起こしません。

特殊能力が発動すると収容違反を起こします
脱走時、暖かい心の木こりは入室した職員を殺害してその死体を胸の中に押し込み、心臓のような器官を作り出します。

脱走中の暖かい心の木こりは450ポイント程のHPを持ち、遅い移動速度で施設を徘徊します。

暖かい心の木こりは職員やアブノーマリティに遭遇すると接近し、2種類のRED属性攻撃を行います。

  1. 平均的な攻撃速度で目の前の複数の標的に5~10ポイントのダメージを与える
  2. 溜め動作後、斧で特定の標的を素早く連続で切り刻み、1回につき3~4ポイントのダメージを与える
    攻撃のフィニッシュでは斧を叩きつけ、15~20ポイントのダメージを与える

職員の死体の上を通過すると、死骸を拾い集めて『胸』に加えることで自身のHPを250ポイント程回復します。

収容違反は、一日を終えるか鎮圧されるまで続きます。

由来[]

暖かい心の木こりは、ドロシー、カカシ、臆病なライオンとともに、『オズの魔法使い』に登場した『ブリキの木こり』という名のブリキ男のキャラクターでした。
彼らは各々に欠けているところがあったため、魔法使いを探し、願いを叶えてもらうための旅に出ました。

魔法使いを見つけたとき、皆は欲しかったものを貰い受け、幾分か自らの願いが達成しました。
しかしブリキの木こりにだけは『無価値な』鉛の心臓が渡されました。
願いが叶ったことを納得させようと魔法使いが言いました。お前は機械だ、心は人間のためのものだ。
鉛の心臓はひどく固く冷たいもので、再び仲間と会うこともできず、悲しみが彼を襲いました。

木こりは魔法使いに納得できず、その胸目掛けて斧を振りかざしました。
それと同時に、魔法使いの心臓が勢いよく鼓動するのも感じられました。
ブリキの木こりは鉛の心臓を魔法使いの胸に埋め込み、この光景に生まれて初めての悦びを感じました。

それ以来、木こりは木を切るのを止めました。
人間を切り、その心臓を取り出して、ぽっかり空いた自らの胸に押し込めるようになりました。

そのうちに、ブリキの木こりは捕まえられ、収容されました。
他のキャラクターたち(カカシを除く)の行く末はわかっていません。

詳細[]

暖かい心の木こりは、愛着本能洞察抑圧の順に作業を好みます。

愛着には作業レベル3以下で高い反応を示し、それ以外だと最高の反応を示します。
本能洞察抑圧には作業レベルに関わらず普通の反応を示します。

作業ランク3以上の愛着に高い以上の反応を示しますが、作業を終えるとクリフォトカウンターが0になります。

他のアブノーマリティと同様に、エネルギー生成量は作業終了時のPE-BOXの数によって決まります。

暖かい心の木こりの作業結果は、悪い、普通、良いの3つのセクションに分かれています。
作業終了時のPE-BOXが0~8個だと悪い、9~14個だと普通、15~18個だと良い結果になります。
作業終了後の待機時間は約10秒で、クリフォトカウンターの初期値は1です。

開放可能な情報/アップグレード[]

基本情報 (Cost: 16 PE Boxes)

アブノーマリティの名前、オブジェクト分類、危険レベル (HE)、肖像、攻撃タイプ (WHITE 3 - 5)、
E-Boxeの容量 (18)、気分状態、クリフォトカウンターをアンロックします。

本能/洞察/愛着/抑圧 作業方法リスト (Cost: 5 PE Boxes)

各作業のレベルごとの成功確率をアンロックします。

管理方法 1/2/3 (Cost: 8 PE Boxes)

  • <管理方法 1>
    • 作業結果が悪かった場合、クリフォトカウンターが減少する。
  • <管理方法 2>
    • 自制のランクが3以上の職員が作業を終えたとき、クリフォトカウンターが減少する。
  • <管理方法 3>
    • クリフォトカウンターが0の状態で収容室に入室した職員はすぐに死亡する。その後、アブノーマリティは脱走する。

脱走情報 (Cost: 16 PE Boxes)

脱走可能であるかの情報と属性耐性、クリフォトカウンターの最大値 (1) をアンロックします。
収容違反時の耐性:
RED:弱点 (1.5) - WHITE:耐性 (0.8) - BLACK:耐性 (0.8) - PALE:普通 (1.0)
作業 レベル 1
成功率
レベル 2
成功率
レベル 3
成功率
レベル 4
成功率
レベル 5
成功率
本能
Instinct
普通

0.45

普通

0.45

普通

0.45

普通

0.45

普通

0.45

洞察
Insight
普通

0.45

普通

0.45

普通

0.45

普通

0.45

普通

0.45

愛着
Attachment
高い

0.5

高い

0.6

高い

0.7

最高

0.8

最高

0.9

抑圧
Repression
普通

0.45

普通

0.45

普通

0.45

普通

0.45

普通

0.45

 観測レベル[]

Kikori

E.G.Oを装着した職員

レベル 1 (1 セクション開放): 作業速度 +4

レベル 2 (2 セクション開放): 作業成功率 +4%

ギフト「Logging」をアンロックします。
心臓のようなアクセサリーで、作業終了時に4%の確率で付与されます。
装着効果:HP・作業速度・成功率 +2

レベル 3 (3 セクション開放): 作業速度 +4

防護服「Logging」をアンロックします。

レベル 4 (すべての詳細の開放): 作業成功率 +4%

武器「Logging」をアンロックします。

ストーリー[]

WarmHeartedWoodsmanPortrait

暖かい心の木こりの肖像

  • 人間の見た目をした機械の、全身が金属製のアブノーマリティ。
    両手で大きな斧を掴んではいるが、微動だにしない。
    まるで凍り付いたかのように身じろぎもしない。
  • 友人たちは皆、何かが欠けており、共に願いを叶えるための旅に出かけた。
    かかしは知性、ブリキの木こりは心、臆病なライオンは勇気を欲した。
    そして、ドロシーは自分の家族の元へ帰りたかったのだ。
    ついに木こりたちは偉大な魔法使いを見つけた。
    だが、木こりが受け取ったのは無価値な鉛の心だけだった。
  • 「しかし、お前は機械だ、機械は人間のために作られるものだ。
    分からないか? 機械に心は必要ない。だが、ここまで来たのはご苦労なことだったな。
    これを受け取れ、与えられるのはこれしかない。ぜひ、自分の願いが叶ったと皆に伝えたまえ。」
    友人たちは満足して去っていった。彼は友人たちと顔を合わせるなんて、とてもできなくなった。
    鉛の心があまりにも硬くて冷くて悲しかったから。
  • 木こりは納得できなかった。彼は怒って斧を振り回し、魔法使いの胸に振り下ろした。
    魔法使いの心臓は暖かく、力強く鼓動していた。彼は魔法使いの胸の穴を鉛の心臓で埋めた。
    その壮大な光景に木こりは初めて笑い、かつてない喜びを感じたのだった。
    今や木こりは手当たり次第に心臓を胸の中に仕舞っている。
    どれだけの心を胸に入れてもまだ足りない。
    かつて木こりと呼ばれた男は、今は木でなく人を切る。
    随所に数多くの心がある森。切っても切っても依然として森は鬱蒼としている。
    心の暖かい者ほど、その心臓も暖かい。
  • 心臓が零れ落ちると、木こりは絶望して膝から崩れ落ちるだろう。
    空ろな心だけが胸に埋まったまま。
    それが彼に残った唯一のもの、それをどうして奪うことができるのだろう?

フレーバーテキスト[]

  • "<Name>、あなたが暖かい心のない人なら、暖かい心の木こりを恐れる必要はありません。"
  • "暖かい心の木こりは心を集めます。その心が動けば、愛することができると思っています。"
  • "かつて誰かの心であったものは無差別に暖かい心の木こりに押し込まれました。"

余談[]

  • このアブノーマリティは児童文学小説の オズの魔法使い をモチーフにしており、主要登場人物の一人であるブリキの木こりの役割を果たしている。
  • 知恵を欲する案山子のエンサイクロペディアから、このアブノーマリティで語られている話は巣または都市で起きた事件を比喩したものだという考えもある。
    • 木こりは治療を受けた患者の1人、魔法使いは治療を行う医師であり、施術後に医師は患者に殺害されたと推測されている。
    • 案山子のエンサイクロペディアによると患者のうち帰ってきたのは1人だけらしい。一方で木こりのエンサイクロペディアでは他の仲間(患者)は皆帰ったことになるため、一見して矛盾している。
  • アートブックメモ[1]
    • 死体が「心臓」という概念に形を成している限り、本物の心臓同様に機能しているかのようだ(ギフト)
    • 長い間蒸気管は血の蒸気で詰まっている
    • 心臓を配置する、最も脆い箇所。しかし、木こりが手にした心をみなに見せびらかしたいかのようだ。(胴部)
    • 長いこと孤独に置かれていたことで苔が生えてきてしまった。(体)
    • 数えきれない量の生き物の血が固まり、べとべとの汚れと化している。(斧)

参考文献:

要検証[]

以下の項目について情報が不足しています。また、記載情報に誤りの可能性があれば、コメントしてください。

ギャラリー[]

『 盲愛 』の感情を示す場合、管理人は精神汚染されています。精神治療の効果がない場合、処分も考慮すること。

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Library Of Ruina関連の幻想体アブノーマリティです。
暖かい心の木こり
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